スクールライフ

4月14日、令和6年度武蔵MSG高等学院の入学式を執り行いました。

改めまして、新入生、保護者の皆様ご入学おめでとうございます。真新しい服に身をつつんだ新入生が担任より紹介され、学院長式辞、来賓式辞、在校生代表から歓迎の言葉を送りました。

以下、在校生代表歓迎の言葉です

桜の花咲きはじめ、温かい日差しが降り注ぐようになりました。みなさま、この度はご入学おめでとうございます。わたしたち在校生一同、心より歓迎申し上げます。
ちょうど一年前、わたしは新入生として、今のあなた方と同じようにこの会場にいました。当時の入学生代表は私の友人で、あとになって「緊張で手が震えた」と打ち明けていました。彼とは違い、わたしは何か役割を担っていたわけではありませんが、新たな生活を前にして、確かに期待だけでなく緊張もしていたと思います。そんなわたしからみなさんに3つの伝えたいことがあります。
1つは、人を思いやる気持ちを持つことです。武蔵MSG高等学院にはさまざまな事情を抱えながら、通うことに決めた生徒がたくさんいます。みんな何かしらの不安な気持ちを抱えているものだと思うので、どうか優しい気持ちをもってもらいたいと思います。
2つ目めは、挑戦する気持ちをもってもらいたいということです。例えば、まわりに馴染めるだろうかという不安に負けて、誰にも話しかけることなく過ごしていたら、クラスメイトは他人のままです。とても大事な「はじめの一歩」に失敗して、ショックを受けたとしても、「次の一歩」を踏み出す勇気を持ってほしいと思います。
3つ目は誰かを信じて助けを求めることが大切だということです。高校生活には大変なことがたくさんあります。単位を修得するための課題はもちろん、学校行事では他の生徒と協力して何かを成し遂げる必要もでてきます。いままで
不登校だったり、体調が良くなかったりした生徒にとっては登校に耐えられるかという不安とも戦うでしょう。しかし、安心してください。。みなさんがそれらと真剣に向き合うなら、ここにいる先生方、先輩たちが必ず力になります。
先生方は課題をどのようにやっていくか、一緒に計画を考えてくれますし、わからないことがあれば相談に乗ってくれます。先輩も、自分の経験からアドバイスをしてくれます。自立心を持つことが大切だというのは前提として、誰かに頼る勇気もちゃんと持って欲しいと思います。

みなさんの、これからの高校生活が彩りあふれるものになることを願い、歓迎の言葉とさせていただきます。

武蔵MSG高等学院
在校生代表

新しい生活で不安に思うこともあるかと思いますが、より良い高校生活が送れるよう在校生、教師一同全力でサポートしていきたいと思います。
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